ツレがウツになりましてもう、ドラマ化まで進んでいるようです。鬱病患者の間では有名な本ですが。 ウツ本人と言うより、家族に読んでいただきたい本なんです。 ウツ本人が表現できない、表現したとしても伝わらない事が、家族の視点で書かれているという希有な存在。 うつって、やっぱりまだいっぱいの偏見や誤解を受けている病気。それなのに、患者数は鰻登りに増えています。現代日本人の4分の1はうつって言われてるんですよ? 貴方のお隣の人も、偏見におびえてウツを隠しているのかも知れない。 そして、理由も何も分からないまま、突然貴方の前から消えてしまうかも知れない。 専門家が書いたウツの本は沢山あるけれど、やっぱりそれじゃあウツの人の状態とか、そんな時家族とか周囲の人はどうしたら良いんだとか、分からない訳ですよ。 例えば、ウツの人に「頑張れ」って言っちゃあいけない、というのは知られてきているけど、「なんで?」と思いませんか? それがコレだとわかりやすい。まあ全てのパターンに当てはまるという訳ではないだろうけど、かなり参考になる。 例えば家族・周囲の人がこれだけ分かってくれてたら、ウツの人の治療期間ってもっと短くなるんだろうな、と。 続編も出て、一種教科書のように読まれている。 出来るだけ、多くの人に読んで貰いたいな。 ジャンル別一覧
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